8月31日 晴れ



大工のトントンって音が気に入ってくれているのかなぁ?
よく現場を訪れてくれる男の子がいます。
今日はおじいちゃんに手を引かれて、玄関先でじっと大工の仕事を見ててくれました。
子どもたちの目には、公民館建設がどのように映っているんでしょうね。
ちいさな現場代人さんにも悦んでもらえるように、明日も元気に働きたいと思います。
内部は引き続き明日も、窓枠・建具枠組みと天井組みを予定しています。


  
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2011年08月31日 Posted by 建築工房アカシヤ at 22:31日報

8月30日 晴れ



一日があっという間で、作業風景を撮影することも忘れてしまう最近です。
木工事は天井組みをしています。
天井に張る材料によって下地の組み方が異なります。
写真は調理室の天井組みになります。
天井材がジプトーンという店舗や事務所などでよく見られる化粧石膏ボードです。
断熱材が敷かれていて見えませんが、下地の上に均し(ならし)を入れて天井下地面を平均化させてから、90センチ間隔に釣木(つりぎ)を入れて釣木受けから吊っています。
ところで、天井は平らには作らずに部屋の中央部を張らせます。
正直に平らに作り上げると、完成したときは不思議と天井が垂れて見えてしまうからなんですよ。


  
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2011年08月30日 Posted by 建築工房アカシヤ at 23:59日報

8月29日 晴れ



探し物をしていて見つからなくて、代わりの品を用意すると探していた物が出てきたり。。
そんな経験ありませんか?
公民館の現場も雨落ちがしないようにと雨樋をかけたら、雨が全く降らなくなりました…。
屋根面積が大きいので軒樋に集まった雨は、6ヶ所の竪樋に呑み込まれます。
ハイペースではありませんが、着々とそして丹念な作業が進んでいます。


  
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2011年08月29日 Posted by 建築工房アカシヤ at 23:59日報

8月27日 晴れ



一週間があっという間に過ぎてしまって、もう週末です。
天井組みが始められたことで、今週は少し落ち着けました。
来月になって少し涼しくなれば、体も楽になってもう少し作業が捗ると思います。
仕事を終えて、静かになった現場に佇むのも、自分は好きです。


  
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2011年08月27日 Posted by 建築工房アカシヤ at 23:59日報

8月26日 曇り時々雨



8月というのに大峰山に雲がかかり、まるで梅雨に逆戻りのようなこのところですね。
木工事は引き続き天井組みと、今度は内部の窓枠取付け作業を行なっています。
外部では板金屋さんが鼻隠し(はなかくし)と破風(はふ)に板金を巻いています。
ガルバリュウム鋼板(略してGL鋼板と呼ばれています)は、鉄板の表面にアルミニウムと亜鉛そしてシリコン素材をメッキした鋼板です。
先ほど調べましたら、1972年にアメリカで開発された新しい金属素材のようです。
とはいえ、現在、日本でトタンといえばGL鋼板を指すほどの主流製品でもあります。
破風は、文字通り風や雨にさらされながら屋根の妻部分を守ります。
鼻隠しは、軒先部分での雨水の巻き返しによる垂木(たるき)の腐食を防ぎます。
ところで、大工は軒先の先端のことを、端(はな)と呼びます。
建前で、 『端切り』 といえば軒の出の長さを決めて垂木(たるき)を切断することを指します。
鼻隠しの 『鼻』 は、 『端』 を言い換えたものだと思いますが、その理由は定かではありません。
『アシ』 と読んでいた 『葦』 の字を、忌み言葉として 『ヨシ』 と読む日本人の繊細さが、 『端:ハシ』 という意味を転じたかったのかもしれませんね。


  
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2011年08月26日 Posted by 建築工房アカシヤ at 23:59日報

8月25日 雨時々曇り



雨が降ったりやんだり、変な天気が続きますね。
昨日の写真を寄せて撮影してみました。
当たり前のことかもしれませんが、小さなものでも取り付けが終わると、それだけでだんだん建物らしくなっていきますね。
この窓枠はこのあと水切りが付いたあと塗装が施されます。
今日から天井組みも始まりましたので、部屋の大きさも実感できますよ。
大工が仕事しているときは、いつでも見学が可能です。
お気軽にお立ち寄りください。


  
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2011年08月25日 Posted by 建築工房アカシヤ at 22:28日報

8月24日 晴れ



今日はとても蒸し暑くて、久しぶりに8月のような陽気でしたね。
木工事は、外部と内部を並行して作業しています。
外部は軒天と外壁の境目に木製の見切縁(みきりぶち)を取り付けたり、アルミサッシの周りに額縁を廻したりしています。
内部は各部屋の入口になる箇所に楣(まぐさ)という枠下地を入れています。
明日からは天井の下地組みも始める予定です。
今日は原公民館長さんから、来月に 公民館の木組みの見学会をしたいと申し入れがありました。
昔ながらの仕事をしているだけで、目新しい技術等は何もお見せすることはできませんが、ご興味のある方はぜひご参加ください。
日程などの詳細は、来月の区民ニュースに記載されるそうです。


  
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2011年08月24日 Posted by 建築工房アカシヤ at 23:17日報

8月23日 雨



今日は一日中の雨降りで、現場もずっと電気をつけた状態での作業になりました。
朝から、林区長さんと山下部長さんにおいでいただいて、現場の電気関係の進捗状況をみていただきました。
照明器具のスイッチやコンセント類の取付高さや、5機あるエアコンのリモコンをコピー室に集中して管理するなどの案を出していただき決定しました。
これからも、区の大勢のみなさんに足を運んでいただいてご意見をいただきながら、より良い箱清水公民館をつくっていきたいと思っています。


  


2011年08月23日 Posted by 建築工房アカシヤ at 23:59日報

8月22日 晴れのち小雨



これは昨日の写真ですが、荒床張りが終わっています。
現在、床断熱の標準的施工方法は、根太の間に発砲プラスチック系の断熱材(写真の水色部分)を入れます。
公民館では厚さ4センチの断熱材を全ての床下に敷いてあります。
荒床は、針葉樹構造用合板を用いていますが、畳敷きの部屋の荒床のみ、杉板を張っています。


  
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2011年08月22日 Posted by 建築工房アカシヤ at 23:59日報

8月20日 雨





今日の県内は、一気に10月上旬の気温にまで下がったようですね。
皆さんも、体調管理には十分にお気をつけください。
今日で、建物内部の給排水設備の配管工事が終わりました。
給水は以前のように鉄管ではなくポリエチレン管を使用しています。
現在、主流のこの工法は、錆による給水管の腐食をなくすだけでなく、継手(つぎて)のような現場加工部位を減らすことによって最も効果的な漏水対策になります。
公民館の場合、屋外の不凍栓から写真に写っているヘッダーと呼ばれる分岐までは継手なしの1本の給水管で接続され、ヘッダーから蛇口や便器などの各水道金具までに至っても継手なしの1本の給水管で接続されています。
漏水が起きる原因を最小限にし、万が一起こった際も容易に発見できる工夫が、現在の給排水設備では行なわれています。
また新しい公民館では冬季の水道管凍結に備えて、電動式水抜栓開閉装置を設置してあります。
室内のボタンひとつで、水抜きと通水が可能です。


  


2011年08月20日 Posted by 建築工房アカシヤ at 23:28日報