8月2日 晴れ
ちょうど公民館の中廊下を見上げた写真です。
わかりにくいかもしれませんが、左右から等間隔で4列、丸太梁が架かっています。
一番手前の列の丸太は、右側の通りで、下になっているのが左から架かる丸太、上は右から架かる丸太。
二番目の列の丸太は、左側の通りで、下になっているのが右から架かる丸太、上は左から架かる丸太。
三番目の列は一番目の列と、4番目の列は二番目の列とそれぞれ同じパターンになっています。
このように手前から奥にかけて斜めに互い違いに入り交じることを、千鳥(ちどり)と呼びます。
千鳥足が語源でしょうが、こうすることで歪や偏りを分散することが出来ます。
この丸太梁は地松(じまつ)といって、内地松とも呼ばれますが国産の松材です。
上(小屋裏)に、松竹梅の “松” を上げることは縁起物でもあるわけでして。
この梁組みも仕上がりますと、全て天井裏に隠れてしまいます。
ご覧になりたい方は、ぜひいまのうちに現場へいらしてくださいね。
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