4月21日 晴れ
今日で地中に埋まった基礎の解体作業が終了しました。
それに伴い、敷地内の埋蔵文化財が混入しているかもしれない地層の立会い作業がされました。
長野市埋蔵文化センターの職員の方が、1.4メートルほど掘った地層を目視にて確認され、今回、埋蔵物は存在していないという判断をいただきました。
見えにくいかもしれませんが、下の写真のおよそ65センチあたり(下の矢印)までは茶褐色の土になっています。
その上に5センチほど黒ずんだ帯状の地層が見られます。(矢印と矢印の間の部分)
この5センチほどの地層部分に、混入されていた土器やその他の異物が埋蔵文化財になるそうです。
つまり、茶褐色の部分が古くは縄文や弥生あたりの大昔の地表面になり、茶褐色のラインが急に窪んでいたりしたら、それはその時代の生活のための穴や、住居の掘立柱の穴となどのものがあった印だそうです。