11月10日 晴れ

建築工房アカシヤ

2011年11月10日 23:59



今日は畳が入りました。
一般的な畳の敷き方は、畳の長手に短手が取り付くように敷かれます。
そのような敷き方は、回し敷き(または枕敷き)と呼ばれています。
住宅では和室の大半が回し敷きですが、公民館は15帖と12帖の部屋を合わせて使う機会が増えると思われたため、四井敷き(よついじき)にしました。
四井敷きは畳の合わせ目が十文字になり、そのため全ての畳が平行に敷かれます。
回し敷き対して、四井敷きは不祝儀のときの敷き方とも言われていますが、旅館や料亭などの大広間ではいまでも好んで四井敷きが用いられています。
畳の拭き掃除も終わり、いぐさの香りでいっぱいの公民館です。



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